タイでは外国人の土地所有は原則認められていませんが、コンドミニアムの購入は可能となっています。そのため、バンコクで不動産投資をすることは、コンドミニアムを購入すること、という前提で不動産の購入を考えていきます。
*外国人及び外国法人が所有できるのは、コンドミニアムの総床面積あたり49%のみとなっていますので、購入を検討の際には外国人の所有比率を事前に確認する必要があります。
2023年現在、バンコク都市部ではコンドミニアムの建設がどんどん進められており、タイ人のみならず、外国人の不動産投資先として人気の場所となっています。タイ・バンコクでの不動産投資が注目されているのには、主に以下2つの背景があります。
経済成長の勢いがあるタイでは、特に製造業(自動車など)の発展により、今後もさらなる経済成長が期待されています。また、タイの経済成長率は、新型コロナウイルスの影響で2020年には落ち込んだものの、2021年からは持ち直し、経済活動が活発化しています。
経済成長に伴い、国民の所得水準が上昇し、中間所得層が増えていくことで、住宅需要の増加が予測されており、タイの不動産に注目が集まっています。
バンコクでは、道路の渋滞緩和などを目指し、高架鉄道(BTS)や地下鉄(MRT)などの拡張工事や新路線の開通などが急速に進行しています。
交通インフラが拡大していくことで、新しい駅ができ、それらの駅周辺での住宅重要が増えていくことなども期待されています。
タイ・バンコクで不動産を購入する際の流れはこちらの記事「タイ・バンコクでコンドミニアム・不動産の購入なら心友不動産にお任せください」に詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。
購入の流れはおおまかに以下のようになります。
不動産仲介業者選定時の注意点として、以下2点が挙げられます。
バンコクで不動産投資を行う場合は、現地の情報に精通している不動産仲介業者に相談することをおすすめします。
バンコクの土地鑑があり、各エリアの特徴をしっかりと把握している仲介業者であれば、物件選定や内覧の際にいろいろな情報を教えてくれると思います。
場所・物件によっては、賃貸付けができなかったり、出口戦略が難しかったりすることがありますので、現地の事情を把握している業者からアドバイスを受けることで、不動産投資を成功させやすくなります。
タイの不動産における商習慣は日本と異なる点がいくつかあります。そのため、タイの商習慣・文化をしっかり理解している業者かどうかも重要な点となります。
<タイでの不動産取引における商習慣の参考記事>
タイ・バンコクで購入できる不動産の種類は以下の3つのパターンのどれかになります。
🔳プレセール物件
物件が完成する前にデベロッパーから販売されている物件です。倒産リスクや工期ズレのリスクなどがありますので、物件選定時にしっかりとしたデベロッパーの調査を行う必要があります。
🔳登記前物件
プレセールのタイミングで購入した方が、登記前に転売を行っている物件です。 登記前の状態のため、「契約書 (購入する権利)」の売買となり、税金はかかりません。
🔳登記後の転売物件
プレセールや登記前に購入された方が、物件の登記後に転売を行っている物件です。 登記後のため、売主側に税金が発生します。
プレセール物件/登記前物件/登記後の転売物件それぞれで購入のプロセスや必要書類等が異なります。物件選定後から購入完了までのプロセスにおける各種手続きは、仲介業者とやり取りをしながら進めていきます。
不動産の購入が完了した後は、賃貸付けを行うことで賃貸収入を得たり、利益が取れるタイミングで売却したりなどの選択肢があります。しっかりと物件選定やエリア選定を行うことで、「全く賃貸付けができない」、「全く買い手が見つからない」というような状態を避けやすくなります。
タイの新築コンドミニアムは、建設の完成を待たず(プレビルド)、何段階かに分けて販売をされていきます。基本的に段階を経るごとに価格が上昇するようになっているため、たとえば初期の段階で購入し、完成前の最終段階で売却することで、キャピタルゲインをねらうことができます。ただし、倒産リスクや工期ズレなどのリスクがありますので慎重に選定する必要があります。
中長期的に、外国人、タイ人、日本人に貸すことでの賃貸収入を得ることができます。
インターネットだけの情報収集だけでなく、現地に拠点がある日系エージェントなどにも相談し、現地の不動産事情を把握することをおすすめします。外国での不動産投資となると、商習慣の違いなどもあるため、物件購入前にしっかりと情報収集を行うことをおすすめします。
プレセール物件の購入をする際は、デベロッパーの調査などをしっかり行うようにしましょう。現地の大手デベロッパーや日本のデベロッパーなどとのジョイントベンチャーを組んでいる物件などに絞って選定することで、竣工リスクに備えることなども念頭に入れておくことをおすすめします。
賃貸付けを考えている場合は、購入後に賃貸を付けやすい物件かどうかという視点で物件選定するようにしましょう。また、部屋のインテリアや内装などをしっかり整え、入居者が付きやすい物件にするようにしましょう。弊社のコンドミニアムの内装サービスに関する詳細はこちら。
生活の拠点を日本としている場合は、バンコクでの不動産購入後に物件の管理も行っておく必要があります。バンコクに住んでおり、自分で管理できるのであれば問題ないと思いますが、それができない場合、コンドミニアムの部屋をそのままにしておくことで、お部屋の劣化や支払いの滞納等が発生してしまいます。そのため、購入後はどこかに物件管理を依頼しておくこともおすすめします。弊社の物件管理サービスに関する詳細はこちら。
弊社では、タイ・バンコクでの不動産投資をサポートしております。タイでの長年の経験で培われた知識やコネクションを活用し、物件の選定・購入・管理・内装・売却までワンストップで幅広く対応しております。
オンラインセミナーなども行っておりますので、タイ・バンコクでの不動産投資をご検討中の方はぜひお気軽にご相談ください。