タイ不動産購入ガイド
2024.03.06
【基本解説】タイはどんな国?いま選ぶべきエリアは?|はじめてのタイ不動産投資

海外不動産投資に挑戦しようと思っても、何から始めたらよいか分からない方も多いのではないでしょうか。

はじめてのタイ不動産投資コラムでは数回に分けてタイのコンドミニアム事情をお伝えしていきます。

今回はタイがどんな国なのか、バンコク・シラチャ・パタヤの特徴をご紹介します。

タイは海外不動産投資の初心者にもおすすめ

タイは外国人および外国法人がコンドミニアムを購入することができる国です。

(外国人および外国法人が所有できるのは、コンドミニアムの総床面積あたり49%のみとなりますので、購入を検討の際には外国人の所有比率を事前に確認する必要があります。)

タイと同じ東南アジアに位置するミャンマー、ベトナム、インドネシアは所有権の取得が不可、マレーシアは購入にあたっての制約が多いことが特徴となっております。

一方、タイでは竣工前の購入・転売が可能、購入金額の制限がない、所有コストが安く表面利回りと実質利回りの差が少ないことが特徴です。

このことから、タイは初めての海外不動産投資に挑戦しやすい国であると言えます。

タイはどんな国?

タイは東南アジアの中部に位置しており、日本から飛行機で6~7時間程度の距離です。

日本からは東京、大阪、福岡、愛知、北海道から直行便が運航しています。2024年4月からは沖縄からも直行便が運航されますので、全国各地からのアクセスが比較的容易な国です。

気候は年間平均気温が29度とあたたかい国で、季節は乾期(11月~2月)、暑期(3月~5月)、雨期(6月~10月)の大きく3つに分かれています。

公用語はタイ語ですが、街中にはたいてい英語が併記されているので、タイ語が分からなくても心配する必要はありません。

また、タイは「ほほえみの国」と称されるようにタイ人はとても優しいです。タイ語が分からず困っていても助けてくれる人がとても多い印象です。

タイは世界12カ国の親日度調査からも分かるように、実は親日度がとても高い国です。

2023年【世界12カ国の親日度調査】日本への好感度、訪日意欲について

出典:https://www.auncon.co.jp/press/release/2023-06-13/

アウンコンサルティング株式会社による「2023年【世界12カ国の親日度調査】日本への好感度、訪日意欲について」より

その要因としてアユタヤ王朝時代からの交流や、多数の日系企業が進出しており、日本人や日本文化に触れる機会が多かったからと思われます。

2024年現在、タイには7万人以上、首都バンコクでは5万人以上の日本人が住んでおり都市別ではロサンゼルスに次ぎ2番目の多さです。

多くの日本人が暮らしていることから、日本語サービスも多く日本人が生活しやすい国と言われております。特に、日本食が食べられるお店がとても多く、なかには日本の高級店に引けをとらないクオリティのお店も増えています。

日本食のお店やドン・キホーテ(タイではDON DON DONKI)に行くと、多くのタイ人を見かけます。近年では富裕層のタイ人が高級日本食店で食事することが増え、タイで日本人がビジネスを行う場合には日本人のお客様だけでなくタイ人や外国人も視野に入れる必要が出てきています。

バンコク不動産投資の特徴

バンコクの風景

バンコクはタイの首都ですが、これは国際名称であることをご存知でしょうか?

正式名称は

”クルンテープ・マハナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット”

出典:https://www.thailandtravel.or.jp/about/outline/

なんと、ギネス記録にも登録されている世界一長い首都名なのです。

タイ人はバンコクのことを「クルンテープ」と呼びますので、タイ人とコミュニケーションをとる際はぜひ活用してみてください。

バンコクにはスワンナプーム国際空港とドンムアン国際空港があり、国際的な玄関口となっています。

(正確にはスワンナプーム空港はお隣のサムットプラカーン県に位置していますが、バンコク中心地から空港行の電車が開通しており、アクセスが抜群に良いです)

また、BTS(高架鉄道)、MRT(地下鉄)の交通網が発達しており、今後も新しい路線の建設予定があります。

しかし、バンコクでは激しい渋滞が通勤・帰宅時間帯に発生します。自分の生活スタイルによって居住エリアを見極める必要があります。

また、雨期になると通りによっては冠水が発生します。過去に冠水が発生したのかを調べておくのも良いでしょう。

バンコクはタイで一番の都会ですが、郊外はまだ開発が十分でないエリアもあります。以下に記述するエリアごとの特徴を把握し、最適なエリア選択にお役立てください。

バンコクのエリアごとの特徴

ここではバンコクのエリアごとの特徴を詳しくご紹介します。

1.スクンビット通り西側

  • BTS(高架鉄道)利用が便利で、日本語サービスを容易に受けられるエリア
  • 日本人駐在員家族をはじめ、大多数の日本人が住んでいる。また、タイ人富裕層もこのエリアに多く居住
  • 駅に近い土地が少なくなっており、近年新築・中古ともに価格が高騰

2.スクンビット通り東側

  • 日本人を含む外国人の現地採用者が多く住むエリア。また、一人暮らしやルームシェアをしているタイ人も多く居住
  • 大型ショッピングモールが続々オープンし、駅に近い土地の開発に余裕があるため、今後さらに開発が進むと予想されるエリア
  • スクンビット西側と同様、BTS(高架鉄道)の利用が便利

3.サイアム~アソーク

  • バンコクの中で最も地価が高いエリア。大使館も多いため、外国人エグゼクティブが多く居住
  • サイアムはBTS(高速鉄道)の乗り換え駅であり、デパートやショッピングモールが密集しているバンコクの中心地
  • アソークはBTS(高架鉄道)とMRT(地下鉄)の乗換駅のため、一日を通じて人の行き来が多いエリア

4.シーロム、サトーン、チョンノンシー

  • 日系企業が多く入居し、単身の日本人駐在員が多く住むエリア

5.ラマ9世駅周辺

  • 外国人現地採用者やタイ人が多く住むローカルエリア。ショッピングモールやナイトマーケットが近く、活気があるエリア
  • スワンナプーム空港・ドンムアン空港へのアクセスが容易なエリアで、今後も開発が進むことが予想される

シラチャ不動産投資の特徴

シラチャの風景

シラチャという街はご存知でしょうか?

実はバンコクに次ぎ2番目に日本人が多く住む地域です。スワンナプーム空港から車で1時間30分ほど南下した場所にあります。

海が近く、工場を有する日系企業が多く進出しています。

生活環境も整っており、日本人学校や日本語通訳が常駐している病院、日本食料理店、日本の食材が入手できるスーパーもあります。

バンコクに比べて物件価格が比較的安いことが魅力です。ただし、情報収集をして選択することが重要なエリアです。

パタヤ不動産投資の特徴

パタヤの風景

パタヤはビーチリゾートとして世界に名をはせているエリアです。

スワンナプーム空港から車でおよそ2時間、シラチャからも南に30分程の距離に位置しています。

近年は欧米系のロングステイヤーが多く、ビーチ沿いや中心地の人気が高いエリアです。

また、スワンナプーム空港―パタヤを結ぶ高速鉄道計画や、パタヤ市街地のモノレール建設計画もあり将来への期待もできます。

しかし、この計画は何度も延期に見舞われているため、まずは地価が下がりにくいエリアやすでに建設済みの物件を選ぶことをおすすめします。

おすすめのエリアは?

バンコク・シラチャ・パタヤともに魅力的な街で、結局どのエリアが良いか悩んでしまうと思います。心友不動産ではタイでの長年の経験で培われた知識やコネクションを活用し、物件の選定・購入・管理・内装・売却までワンストップで幅広く対応しております。

オンラインセミナーなども行っておりますので、タイでの不動産投資をご検討中の方はまずお気軽にご相談ください。

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