タイは日本人が2023年時点で7万人以上が暮らし、都市別ではロサンゼルスに次ぎバンコクが2番目に多く日本人が住んでいます。
参考:外務省領事局政策課 海外在留邦人数調査統計 令和5年(2023年)10月1日現在
タイの温暖な気候や、タイ人のやさしさ。美味しいタイ料理やレベルの高いマッサージなどタイの魅力はたくさんあり、タイにずっと滞在したいという旅行者も多いのではないでしょうか。
もっと長く滞在するにはどうしたらいい?なんなら移住するにはどうしたらいいのかをビザの視点で解説していきます。
2025年6月1日現在、日本のパスポートでは60日タイに滞在でき、延長すればさらに30日滞在することが可能です。
なお、パスポートの有効期限は6カ月以上必要です。
参考:在福岡タイ王国総領事館
これよりも長く滞在する必要がある場合、タイ王国からの許可された滞在証明書すなわち「VISA」が必要となります。
ではどんなVISAがあるのか早速見ていきましょう。
ちなみに、VISAとならんでよく聞くワークパーミット。
こちらは労働許可証で、タイ国内で外国人が収入や報酬を得る際に必要な許可証のことです。
VISAとは性質が異なりますので、こちらでは説明を割愛します。
タイでは様々な種類のVISAが用意されていますが、長期滞在の視点からご説明いたします。ノンイミグラント(B)ビザ以外では就労が出来ません。
「ノンイミグラントビザ」とはタイで一定の目的で滞在するために必要なビザのことです。
参考:タイ王国大阪総領事館
いわゆる「Bビザ」と呼ばれるビジネスビザのこと。駐在員や現地採用者などはビジネスビザを取得しています。
ビジネスビザを取得している人の配偶者・扶養家族。
タイ人の配偶者、扶養家族。タイ国籍を持つ子供の親が取得できる。
タイ教育省認可済の教育機関で教育を受ける目的。例えば以下のようなものです。
近年需要が高まっているタイのインターナショナルスクールへの入学。
お子様がEDビザを取得すれば、保護者は1名までOビザを取得することができます。
満50歳以上でタイに長期滞在者を希望する方。
取得要件の1つに、タイの銀行口座に800,000タイバーツ以上の預金が必要とありますが、近年、旅行者の銀行口座開設ができなくなっているのでご注意ください。
富裕層や対象業種の専門家を対象とした最長10年間のビザ。
2024年7月から新設されたDestination Thailand ビザ (通称:DTV)
発行日から5年有効のマルチプルビザ。
1回の入国につき最大180日滞在が可能。入国後、1度のみタイ入国管理局にてさらに180日の滞在期間の延長申請可能
対象者はこちらのとおり
タイに長期で滞在したい方には朗報ですね!
ビザ取得の間口がこれまで以上に広がりましたが、書類作成に少し手間がかかるという声も聞かれています。
このDTVは観光ビザの一種のため、銀行口座の開設やタイの労働許可証を取得することはできません。
手続きが他のビザより簡単で、タイに長期滞在できて、さらに銀行口座も作れるビザがあります!
タイランドプリビレッジは、2003年からスタートした国家プログラムで、タイ王国政府観光庁傘下の国営企業であるThailand Privilege Card Co., Ltd.が運営しています。
外国人富裕層のタイでの長期滞在を促す目的で設立されたプログラムで、タイランドプリビレッジの会員になることでタイでの長期滞在ビザを取得することができます。
全世界でおよそ30,000人以上の会員がおり、長期滞在を希望する外国人の間で人気のビザとなっています。
現在、5年(ゴールド会員)、10年(プラチナ)、15年(ダイヤモンド)、20年(リザーブ、招待制)のメンバーシップが用意されています。
共通したメンバーシップ特典として、銀行口座開設サポート、空港でのファストトラックが受けられます。
また、メンバーシップポイントと交換で滞在先への空港往復送迎、ゴルフ、マッサージ、健康診断などのサービスを受けることもできます。
長期滞在や銀行口座開設のほかに、特典が受けられるのは嬉しいですね。
ただし、会員権の譲渡はできないので、ご自身のライフスタイルに合わせたメンバーシップをお選びください。
※20年は家族1回に限り譲渡可能
新規発行されていない旧タイランドエリートカードがあるのをご存知でしょうか?
なんと滞在許可期間は驚異の永年!
2003年から数年間のみ発行されたカードで、全世界の現存数は1,000枚ほどといわれる超レアカードです。
譲渡可能なカードのため、資産のひとつとして考える富裕層も多くいます。
特典はこちらのとおりです(一部抜粋)
銀行口座開設サポート、空港ファストトラックは現行タイランドプリビレッジと同様ですが、付帯特典が現行タイランドプリビレッジより格段に使いやすい!
タイランドプリビレッジへのサポート依頼は日本語でOKなのも、安心ポイントです。
タイでの生活を最上級にしてくれるのが旧タイランドエリートの特徴であり、最大の魅力です。
タイのVISAの中で最上クラスの旧タイランドエリートカード。
市場に出回らず、新規発行されていないのに入手できる方法、それはずばり「現所有者から譲っていただくこと」
旧タイランドエリートカードは個人間取引になっており、この取引に関してタイランドプリビレッジは関与いたしません。
そのため、個人の責任においてカードの真贋確認や信頼できる相手なのかなど、慎重に取引する必要があります。
確実かつ安全に入手するためには信頼できるエージェントとの取引が重要になってきます
心友不動産はこれまでに50件を超える旧タイランドエリートの仲介を承ってきました。
ご売却・ご購入の相談を承っておりますので、ご興味のある方はお問合せくださいませ。
※こちらに掲載されている情報は2025年6月1日現在の情報です。
ビザやタイランドプリビレッジに関する最新情報は領事館およびタイランドプリビレッジホームページの情報をご確認ください。